インディアンジュエリーは、ジュエリーとしての歴史だけではなくシルバーの歴史の観点からも欠かすことができ
ないジュエリーです。
インディアンジュエリーは、アメリカ南部(サウスウェスト)のアリゾナ州やニューメキシコ州に住むプエプロに
よって作られたジュエリーのことをいいます。
プエプロの中でも、ホピ族、ズニ族、ナホバ族、サントドミンゴ族の作るインディアンジュエリーは、世界的にも
高い評価を得ています。
インディアンジュエリーの特徴は、ハンドメイドのためデザインが似ているということはあるかもしれませんが、
まったく同じ物が世界に2つとないということでしょう。
インディアンジュエリーには、彼らが崇拝する動物、植物、空、水に関連したベア、ココペリ、ヴィレッジ、スネ
ーク、スコーピオンをモチーフにした作品が多くあります。
インディアンジュエリーは、シルバー、ターコイズ(トルコ石)、サンゴなどを使用していることが特徴で、デザイ
ン的にもたいへん優れています。
そのうちシルバーを使用するときには、純度92.5以上を使用することという制約もあります。
インディアンジュエリーの歴史は、北アメリカ大陸に住むインディアンが独自の分化を築いて生活していたのが、
16世紀のスペインからの侵略によって、スペイン人とメキシコ人から文化的な影響を受けるようになりました。
1800年代半ばにスペイン人がインディアンに金属製の道具を与えて、メキシコ人がナホバ族に銀細工の技法を伝授
しました。
これがシルバーを使用したインディアンジュエリーのはじまりです。
その後、銀細工の技法はナホバ族からズニ族、ホピ族、サント・ドミンゴ族へと伝えられ、部族ごとに特徴的なデ
ザインや技法のインディアンジュエリーが作られるようになりました。
- Newer: 「ダイヤモンドの意味」
- Older: 二人目不妊